Google アナリスト

💡 なぜ Google Analyst を使うのか

Google Analyst は、Google Analytics 4（GA4）に基づいて、あなたのウェブサイトのパフォーマンスを素早くわかりやすく要約して表示します。

セッション数、新規ユーザー、直帰率などの最も重要な指標に焦点を当てており、GA のダッシュボードを開かなくても、サイトの状況を一目で確認できます。

👉 テンプレートの仕組み

Google Analyst は、自分のサービスアカウント認証情報を使用して Google Analytics プロパティに接続するエージェントです。
「先週のトラフィックは？」のような自然言語の質問を理解し、相対的な日付を正確な期間に変換し、公式の Analytics Data API を呼び出して、以下のような整ったレポートを返します：

概要
主要指標（セッション、ユーザー、直帰率、エンゲージメント時間など）
トレンドとインサイト
オプションの推奨事項

SQL、ダッシュボード、スプレッドシートは不要。エージェントに話しかけるだけです。

🎯 使用手順

1. Google Analytics 4 プロパティを確認する

https://analytics.google.com にログインします。
サイトに関連付けられた Google Analytics プロパティがあることを確認し、プロパティ ID（例：1234567890）をメモします。

2. Google Cloud でサービスアカウントを作成する

https://console.cloud.google.com にアクセスし、プロジェクトを選択または作成します。
「IAM と管理 ▸ サービスアカウント」を開きます。

サービスアカウントを作成 → 名前を ga-bika-service に設定 → 役割を Viewer に設定 → 完了。

作成したアカウントを開き、「キー ▸ キーを追加 ▸ JSON」→ service-account.json をダウンロードします。

JSON ファイルを開き、次の 2 つの項目をコピーしておきます：
```
 client_email → ga-service@demo-project.iam.gserviceaccount.com

 private_key → -----BEGIN PRIVATE KEY-----\nABC...XYZ\n-----END PRIVATE KEY-----
```
Analytics Data API を有効化する：

Google Cloud Console の「API とサービス ▸ ライブラリ」を開きます。

“Analytics Data API” を検索 ➜
- 「有効にする」と表示されていればクリック。
- 「管理」と表示されていれば、すでに有効になっています。

3. Google Analytics でサービスアカウントにアクセス権を付与する

https://analytics.google.com に戻り、左下の歯車アイコン「管理」をクリック。
中央の「プロパティ」列で「プロパティアクセス管理」を選択。

「＋ユーザーを追加」→ ステップ 2 でコピーした client_email を貼り付け → 権限を Viewer に設定 → 追加。

まだプロパティ ID を記録していない場合は、ここで確認してコピーします（例：1234567890）。

4. Bika.ai にエージェントを接続する

Bika.ai で @toolsdk.ai/mcp-server-google-analytics を検索し、設定画面を開きます。
以下の 3 項目を貼り付けます：

GOOGLE_ANALYTICS_PROPERTY_ID = 1234567890

GOOGLE_CLIENT_EMAIL = ga-service@demo-project.iam.gserviceaccount.com

GOOGLE_PRIVATE_KEY = -----BEGIN PRIVATE KEY----- ... -----END PRIVATE KEY-----
get_report と get_realtime_data のスイッチを ON に切り替えます。

接続をクリックします。

5. チャットを開始する

次のように質問してみてください：

「2025年7月の新規ユーザー数は？」
「先週のエンゲージメント率とページビューを教えて。」
「昨日のセッション数と直帰率を表示して。」

👉 サポートされている指標

セッション数
新規ユーザー数
アクティブユーザー数
直帰率
平均セッション時間
エンゲージメント率
ページビュー
1セッションあたりのビュー数
コンバージョン数
イベント数

👉 対象ユーザー

毎日ウェブサイトのトラフィック概要を素早く確認したいサイト運営者
自然言語で GA4 データを理解したいマーケティングまたはプロダクトチーム
Google Cloud プロジェクトを作成できるが、ダッシュボードのコードを書きたくないユーザー